麻布 竹谷町

東京都 港区 南麻布1丁目の町会「麻布竹谷町」。ちょっと面倒でもあたたかい地域の絆を体験してみませんか?

議事録

麻布竹谷町会例会議事録 H25.3.14

場所:南麻布福祉会館(ゆうあい南麻布)A室
時間:19:02~20:05
人数:17名
司会:大塚明

◎北村会長より

こんばんは。今日は三戸谷先生から大事な話があります。3.11から二年ですがテレビで見て、何も変わってなかったり、今も大変な生活を送っている方がいらっしゃいます。大震災に始まったわけではないですが、防災に対していろんなお話しが聞けると思いますのでゆっくり聞いていただきたいと思います。J.Yさんからお話がありますのでご本人からお願いします。(Y.K)

◎J.Yさんより

私事で申し訳ないですが町会の役員をやめたいとゆう事なんです。皆様から承認をいただく事ではないですが一応お話をしておこうと。家内も体調が思わしくないので婦人部をやめたいという事です。以上です。(J.Y)

J.Yさんからいま奥様共々役員をおやめになるとの事で意思表示がありました。基本的には総会までが任期ですので、正式な形では総会までという事になりますが、お体の具合もあるとのことでご出席は難しいのかなと思っております。(A.O)

(J.Y)さん自身もやめるの?(K.T)

お二人でおやめになるとの事です。長年にわたって一番忙しい厚生部をやっていただき本当にお疲れ様でした。お体にお気を付けになってお元気でお過ごし頂ければと思います。

 また街角でお目に掛かった時には知らん顔なさらずに、よろしくお願いしたいと思います。

それでは今日の本題に入ります。前からお話しておりましたが、J.Mさんは「日本防災士会東京都港区支部」の支部長をお勤めです。私なんかはこの近辺の防災しか考えていませんが、今日は大きなお話からスタートして町会まで下ろしていただく事になっています。先生!よろしくお願いします。(A.O)

◎防災講演会(防災士会港支部長J.Mさん)

J.Mです、よろしくお願い致します。少し私の話から。今から十年位前、静岡に伊勢丹があり、そこで総務部長をしており、東海地震がもうじき来そうだとなりました。いまはこちらの方で三越伊勢丹ホールディングスという所の総務部の災害対策部門で、定年から5年経ちますが、災害系の仕事をしています。展示会や勉強会などに出かけている中、防災士と言う資格を取ったので、自分が持っていることをお伝えしようと思います。

今日は大きい地震は必ず来る。前回Oさんからお話があった具体的に何をするか。それから東京都が一年位前に「帰宅困難者条例」というのを作って、この4月から有効になりますので、皆様方が出かけた先でどのような扱いになるのか。最後に時間があればおまけのお話を致します。一番最初に、大きな地震が来るということですが、皆様方聴いたことがあると思います。また先日テレビの池上彰氏の番組で細かなことをやっていましたのでダブる所も有ります。日本列島は地球上の陸地の0.1%のシェアだそうです。地球上のある程度以上の地震の一割は日本で起きている。0.1%の土地に一割の地震が起きている。地球上でもっとも地震の多い国だと理解していただければ。海の下の地面がもぐりこんできて次のプレートを引っ張って行ってはじけたのが3.11だったんですが、大きな地震って「海溝型」の地震です。そういうのは歴史的にエリアが決まっていて、いくつか区分けされています。3.11は東北沖で長さ500キロ位、幅が200キロ位。太平洋プレートが中にぐーっと押し込まれ北米プレートは動かないようにして、バチンと跳ねた。跳ねた勢いが強く最初マグニチュード8点いくつだったのが最終的に9になりました。地震が起きる場所が決まっていると申しましたが、一番は東北地震の南側、二番目に東北地震の北側、三番目に東海、四番目に東南海、そして関東地方の首都直下型地震。3.11以降東北地震の南北で震度7以上の地震は起きていません。地べたが南北のところでねじれている可能性があります。いつか戻ろうとしていますので、それがもうじき来ます。太平洋プレートが動いてハワイがドンドン近づいているそうです。ちなみにロシア大陸に三十五億年位前の岩石があるそうです。太平洋プレートの最後の部分(のめりこんでいる部分)は三億年だそうです。南米で新しい地面が出来、ぐるっと回って対流を起こしているそうですが、地球が出来て四十億年くらいですのでロシアはほとんど動いていない。太平洋用プレートは下にもぐって行く。フィリピンプレートも下にもぐりこんでいる。東海地震はこのエリアで160年地震が起きていない。いままでは100年くらいのスパンで起きていた。明日来てもおかしくないと言われている。関東大震災からも90年経っているのでそろそろ来ると言われています。ちなみに関東大震災の震源地って小田原の近くなんです。次の関東地震で可能性が高いのは東京湾北部といわれていて、マグニチュード7もあるかもしれないと言われている所です。学会で一番可能性が高いといわれている所が東北地震の南側、次に北側、東海、東南海、首都直下と言われています。私たちはどうするのというと、前回のOさんのお話にあったように地震は何時来るか分からない。台風は大体西側から来ますので大体読める。地震は突然来るのでどうなるか分からない。

最初にやるのは家を丈夫にする。首都直下型地震は3.11のスタイルではありませんので、阪神淡路と同じようなメカニズムで地震が起きますので、津波は2メートルチョットしか起きない。大きな問題は建物がつぶれてくる、部屋の中にいて家具が倒れてくる、外にいてブロック塀が倒れてくる、自販機が倒れてくる。こういうことの圧死、窒息死を防ぐことが最初の事で、建物をしっかりしましょうとの事です。

1981年5月30日と6月1日が境目でして、耐震基準が旧から新へ変わりました。木造も鉄筋も替わりました。耐震基準がガラッと変わっています。旧基準の建物は是非耐震診断をお願いします。区で助成金があります。耐震診断も耐震工事にも助成があります。一度区に相談をしてください。まず死なずに済みます。倒れる、つぶれるが無くなります。やり方としては壁の所に筋交いを増やしたり、大きな窓の両側に壁を作ったりします。外側がしっかりしたら次は中です。倒れてこない様にストッパー、つっかえ棒などご用意いただければ。港区では転倒防止器具を無料で配布しています。ご利用下さい。そうなってくると皆様は生き残ってきますのでその場合どうするかという事ですが、港区では防災用品の斡旋をしていますので利用してください。港区は進んでいると思います。窓口でパンフレットを持ってきちゃいましたのでご利用下さい。緊急地震速報の受信機も安く斡旋しています。気象庁が頑張ってシステムを作りました。これも補助金が出ます。東海地震の大きな揺れが来るのは25秒くらい、茨木沖で15秒くらい。20秒くらいの差があります。携帯も鳴ると思いますが、これは家に置いておいて大きな声で注意を促してくれます。大きな地震は絶対来ます。それに対して器と部屋の中と両方備えてくださいとのお話です。

地球はぐるぐる動いていてハワイがもうじき日本に来ますが、もうじきって後数千万年ですが、ハワイは常磐ハワイとくっついちゃう。ホントです。伊豆半島も太平洋上から動いてきてくっついている。

私がやっているサンプルを持ってきました。家はまだ15年くらいで、大和ハウスで百年大丈夫といわれておりますので。部屋の中のたんす、冷蔵庫は全部「つっかい棒」をやりました。食器戸棚で観音開き、ガラスがはめ込んであるもので、中の食器が飛んでくるのでガラスに「飛散防止フィルム」を貼ってあります。ガラスにひびが入っても落ちない。落ちないとなぜ良いかというと足で踏まない。逃げるとき足の裏を怪我すると一気に行動半径が狭くなるし、力が出せなくなるので、足の怪我は大変なことになります。寝室には倒れるものは一切ありません。カーテンレールに運動靴をぶら下げています。中に釘を踏み抜かない中敷を入れています。優れものです。これは刃物を通さないグローブ。軍手だとただ汚れないだけです。ささくれ立った木材や、釘が出ているものをどかさなければならないときは効力を発揮します。ヘッドライトをヘルメットに貼り付けました。眼鏡の上からでもできるゴーグル、ホコリが凄いのでそのときに活動できるマスク。夜飛び起きるときは懐中電灯が役に立ちますが、懐中電灯を手に持つと片手しか使えないのでヘルメットに付けています。

靴は普段履いている靴で中敷だけを買えばいいんですか?(M.S)

そうです。別に普通の靴でも問題ないと思います。

その中敷というのはケプラーという生地のものですか?値段が高いのでは?(S.M)

そうです。値段は千円くらいです。薄い鉄板のヤツは何百円で。災害用に中に鉄板の入った安全靴もありますが2万とか3万とかします。普通の運動靴にこれをやれば十分役に立ちます。

スリッパじゃあダメですね。(T.A)

スリッパだと活動できないですね。雨が降っていたり。無くなると素足になっちゃう。

防災グッズの中にスリッパが入っているので、(T.A)

それは避難所で使う位ですね。いざ逃げるときはスリッパではなく運動靴が良いと思います。鉄板を敷くことは無いと思いますが。

その中敷はどういう所で売っていますか?(S.M)

東急ハンズに行くと充実しています。D2はチョットだけしかなく中敷は無いです。色んな準備をお願いします。

東京都が帰宅困難者対策を実施します。条例を新たにしたので港区も切り替えました。 ○区の責任で防災街作りを行います。

○避難所の物資を充実させ量も増やしていきます。

○高層住宅対策で5フロアーに一個は備蓄倉庫を設置するよう求めています。大きな地震のときは電気が止まりエレベーターは動きません。20階に住んでいる人は一度下がると上には上がれません。そこで倉庫を作って置きましょう等を言っています。

○地域の防災活動に参加しましょう。

○それから家具の転倒防止を進めて下さい。

○帰宅困難者対策として震度5弱以上になると電車は全部止まります。3.11と同じです。事業所、学校はそこで働いている従業員、学生、生徒を3日間抱えて下さい。つまり道路に出さないでほしいと言っています。つまり皆さん方がどこかにお買い物、あるいは学校に勉強に行っている方々は、そこに最長3日間は留め置かれるかもしれません。お父さんに電話して迎えに来てもらおうというのが3.11の時、全員がそうだったので身動きが出来なくなった。自衛隊、消防、警察、救急車が動けなくなった。緊急自動車を動かすために人々はそこに留まって下さいとなりました。事業者は抱える人達を留めるように備品を最長3日分は確保して下さいというようなことを言っています。4月1日からそうなります。震度5弱以上の地震が起きたときチョット遠くにいる場合はそこに宿泊するようになると思います。大きなビル、会社だったら備品が用意されていると思いますが、小さな所、あるいは歩いているときに地震があった場合は多分行政が公の建物に人を集めて3日間すごす準備を今進めています。4月1日以降どこかに出かけていて大きな地震が来た場合に帰れなくなるかもしれないという覚悟が必要です。

○困るのが家族の安否の確認です。171と聞いたことがあると思いますが171-1で伝言を入れることが出来ます。171-2で電話番号を押すと伝言を聞くことが出来ます。それ以外の携帯各社もメールでの対応をしています。

○徒歩帰宅の支援としてコンビニ、ファストフード、ファミレス、ガソリンスタンドなどで災害時帰宅支援ステーションとして水道水、トイレ、情報の提供などを受けられる用、協定を結んでいます。

○大きな地震で考えられるのは腕とか足が下敷きになって動けなくなります。阪神淡路の死因の8割がこれです。救助された方も沢山います。家族、お隣さん、町会、あるいは通りすがりの人に助けられたのがほとんどです。

○救った後の話です。引っ張り出した後、圧迫が30分以上経った場合の救助は要注意です。例えば足が何かに挟まれた場合、足からの静脈が戻ってきません。普段は静脈からの汚れた血が腎臓などできれいになって又循環するのですが、30分以上の圧迫があったらベルトとかネクタイとかで縛り圧迫をそのまま続けてください。圧迫で血栓がたまりそれが一気に体内を巡ると心臓に行ったり脳に行ったりして死に至ります。圧迫状態から救助した場合は圧迫を続けながら病院へ。少し緩めてはスグに圧迫を続けながら病院へ運んでください。クラッシュ症候群という名前だそうです。地震の後にはよくあることで「よかったね」と安心していると病院へ付く頃に死んでしまうそうです。圧迫を解かず病院へ行けば、点滴等の対応策があるそうです。

○またエコノミークラス症候群です。阪神淡路、新潟などで避難所ではなく車の中で寝ていると起こります。身動きが取れない状態、心臓から出た血は下に向かいます。下から上へは「ふくらはぎ」の筋肉の動きがポンプとなり下から心臓へ血液が送られるそうです。「ふくらはぎ」が第二の心臓といわれますが、歩いたりなんかしながら心臓に静脈血を送っています。寝ている時は水平なので心臓のポンプだけで循環します。下半身の血が戻らず血栓が出来、朝動き始めると血栓が脳、心臓に行き、倒れてしまうそうです。そのような状況になったら30分ごとに足を動かす事をしてください。車で寝る時はなるべく水平になるようにして下さい。手足を縛って床から30センチくらい離して釣っておくとあっという間に死んでしまうそうです。足を動かすことで血の巡りが出来るので出来ないとエコノミー症候群です。クラッシュ症候群もどちらも血液の循環がうまく行かないで起こる症状です。難を逃れて生き残った時、東町小学校で死なないように思い出してください。

わたし茨木の結城市の出身なんですが距離が100キロくらいあります。関東大震災の範囲はどの位になるのでしょう。(G.F)

何ともいえません。地震の伝わり方は地盤なんです。3年位前に京都の地下50キロ位の所で地震が起きました。関東、東北は全く揺れず、北海道が揺れました。地下深くの地盤が繋がっていたんです。東京北部で地震があった場合、東京で震度7なら一般的には震度4から5ではないでしょうか。房総沖での地震のほうが多分大きくなるのではないでしょうか。

日本海側は大きいのはないのですか?(M.S)

ポツポツありますが地震の形で「海溝型」がないので、太平洋側ほど大きくないです。

東京湾で水面?震度3とか震度5で大小ありますよね(G.F)

形によって津波が起こるか起こらないかです。プレートが跳ね上がる状況で津波が起きます。横滑りの地震では津波は起きません。東京湾の埋立地は場合によってはかぶるかもしれない。液状化も出てくるかもしれない。

芝浦なんかは高さがなく場合によっては水が来る可能性がありますね。(G.F)

それも何とも言えません。恐れはあります。さっき言ったみたいに地盤が上下すれば水も上がります。そうではなく海底の深い所で地面が横滑りする地震では津波は起きません。

テレビで「念のため津波に注意してください」と言っていて、結果、津波が起きていないのはそういう事なんです。海面が持ち上がる地震ではなく、はるか深く横に動く地震では津波は起こりません。上にはなんら影響がありません。東京湾北部地震の予測では2.47メートルの津波が予測されていますので、それより高い所はどこかということは探しておく必要はあるでしょうね。建物の1階は大体3メートルですから2階以上に何かの準備をしておくということでしょうね。

◎会計科目の増設について

今年から会長さんが言われるように新年会、旅行は執行部で行うことになりました。厚生ぶは敬老だけとなりました。会計でまとめるのに「執行部」というあたらしい枠を設けて新年会だけでなく部会をやりたいときなどに自腹を切ったりすることもあるかと思いますが、出来れば今度の総会までにまとめるために科目を増やして「執行部」を新設したいと思います。いかがでしょうか。

よろしいのでしょうか。

◎アンケートのお願い

さわやか体育祭事前アンケートというのがあります。ご記入のご協力をお願いします。

◎総会の日程について

次回は4月11日(木)を予定しています。